サビのギター打ち込んでみたら
なんだかこんな感じでできた気分になってきましたよ。MOTIF-RACK XSってちゃんとこんな楽曲にぴったりのギター音色もあったのね(笑。サビの部分はベースとドラム、ギターしか入ってないのに、結構厚みのある音になってますね。ベースの音がちょっと重いでしょうか?もっと軽快なノリで行けるように調整が必要そうですね。まだまだ物足りないので、ピアノかパッド系の楽器でも入れたほうがよさそうです。
最近になってやっと
少しずつDual Xeonでの音楽制作環境が整い、趣味の時間もとれるようになってきたので、細々とこんなものを作り始めましたよ。ギターの曲ってかっこいいですよね。イントロは何とか音を採れたのですが、ハンドクラップのリズムがうまくとれないです(笑。飛び道具系のSE音とか、ベースもまだピッチベンドを入れていないので、ちゃんと作りこまないといけないですね。最近はアニメを録っていても見ることがほとんどできないので、OP/ED曲だけチェックって感じですね。ちなみにこの曲ってやっぱり田中秀和さんなんですね。私がいいなぁ、って思った曲はいつもお気に入りの作曲家さんってパターンが多いです(笑。
あぁはやくサビのギターを打ち込みたい!
ちなみに音楽制作時はデスクトップ配信も同時にしてますので、興味のある方は覗いてみるのもいいかもです(笑。
DTM用の自作Dual Xeonマシン
を制作し、環境が整ってきたので、現状のPC構成や、使用感などを整理してみたいと思います。
構成は以下のとおりです。
カテゴリ | 型番 | 数量 |
OS | Windows 10 Pro | 1 |
DAW | Cubase Pro 8.5 | 1 |
CPU | Xeon E5-2695v3 ES 14C/28T | 2 |
CPUクーラー | CORSAIR H60(CW-9060007-WW) | 2 |
マザーボード | ASUS Z10PE-D8/WS(C612) EEB [2011-3x2] | 1 |
メモリ | Kingston KVR21R15S8K4/16(KVR21R15S8/4 *4) | 2 |
グラフィックス | Palit GeForce GTX750Ti KalmX | 1 |
SSD | PATRIOT 2.5 SATA III 6Gbps SSD 960GB | 1 |
SSD(DTM専用) | Silicon Power 64GB(Core i7マシンから移設) | 1 |
HDD | Western Digital WD30EZRZ-LOG | 1 |
光学式ドライブ | LG BH08NS20(Core i7マシンから移設) | 1 |
PC電源 | CORSAIR HX850i CP-9020073-JP | 1 |
PCケース | FractalDesign Define XL R2(チタニウムグレー) | 1 |
チューナー/キャプチャー | PLEX PX-Q3PE | 1 |
無線LAN機器 | WI-U3-866D | 1 |
ウェブキャスティングミキサー | YAMAHA AG06 | 1 |
Firewire拡張カード | SD-PEFWT8-3E1PL | 1 |
初めてのDual Xeonマシンでしたが、慎重に組み立てて電源を立ち上げたところ、いともすんなり起動して、拍子抜けするほどあっさりとOSのインストールができました。一つ失敗したのは、サーバー用途ではないのでWindows 10 Homeでいいだろうと、深く考えずに購入してしまったこと。注文後に、Dual CPUのサポートはWindows 10 Proのみということを知り、再度買い直しました。Windows 10 Homeは未開封のままお蔵入りとなりました(笑。
各部品について。CPUは14コア、28スレッドのものを2個用意。OSのタスクマネージャーではソケット2、28コア、論理プロセッサ数56個分のグラフが表示されて、ちゃんとCPUを認識しているようです。CPUクーラーは簡易水冷を2個用意。初の水冷ですが、取り付けは簡単でいいですね。マザーボードのフォームファクタはSSI EEB規格のもので、通常使用するATXよりも大きいため、PCケース選びは悩みました。このマザーボードを選んだ理由は、とにもかくにもオーバークロックが可能という点(笑。安定重視のサーバー用途として使うのであれば、まず考えられないほどの拡張性と遊び心です(笑。メモリは8GBを4枚用意。計32GBもあれば、まぁ十分でしょう。4枚用意した理由は、クアッドチャネルにより、データ転送速度(帯域幅)が4倍になるため。また、メモリに関する注意としては、一般向けではない「Registered」、「ECC対応」のものを選ぶこと。私が注文した型番のメモリは、注文してから3週間くらいかかりました。GPUは、Cubase使用時に以前発生していた「Wavesプラグインのインサートが32個を超えるとプラグイン画面が真っ白になる」というバグを回避できる程度の性能のもので、追加電源不要、かつファンレスのものを探していたら、これ一択になりました。SSDは格安の1TB。これだけの容量があれば、OSとアプリを一緒に入れても容量を心配する必要はないですね。さらにDTM専用のプロジェクトフォルダを格納するSSDを旧マシンから移設しました。HDDはWestern Digitalの3TB。主にTV録画用です。PC電源は、少々値が張りますが、80PLUS PLATINUM認証を取得したCORSAIRのハイエンド電源ユニット、容量はDual CPU構成による消費電力を考慮し、余裕をみて高めの850Wにしました。PCケースは、最近人気があるというFractalDesignの大型ケースを選定。これにZ10PE-D8/WSを取り付けたところ、10か所中、2~3か所でしょうか。ケース上に台ねじ(六角スペーサーミリネジ)用のねじ穴がなく、取り付けられないところがあったものの、ちゃんと固定されたので良しとしました。CPUファンや拡張ボードの抜き差しには、強い力で押し込んだりすることのないように気を付ける必要がありそうです。TVチューナーはPLEX社製 8チャンネル同時 地上デジタル・BS・CSクアッドチューナーを取り付け、旧PCで使っていたカードリーダーを使って視聴・録画ができています。OS起動時にチューナーデバイスが無効になることがあるため、Windows Driver Kit (WDK)をインストールした上でキャプチャカードを再起動させるバッチファイルを用意し対応していますが、それ以外はすこぶる問題なく動作しています。時間があれば別記事を作りたいですね。FireWire拡張カードは、MOTIF-RACK XSとのIEEE1394(m-LAN)接続用。Texas Iunstruments社製のコントローラーを搭載し、Cubaseとも問題なくMIDI/オーディオデータの送受信ができています。ウェブキャスティングミキサーは、DTM制作風景の配信用に用意(笑。通常はこのミキサーの売りである、PC音を「LOOPBACK」させる機能をオンにするのですが、私の場合は、PC音をヘッドフォンでモニターし、MOTIF-RACK XSやマイクからの出力のみを配信側に出力させたいため、「INPUT MIX」という設定にしています。耳コピ作業時には、原曲をモニターしながら打ち込み・演奏するのですが、管理楽曲の配信では、原曲は配信NG、演奏はOKというルールに沿うためです。このあたりの設定についても、時間があれば備忘録を残しておきたいところです(笑。
さて使用感について。CPUは2.2GHzのものですが、すでにBIOSでオーバークロックの設定を弄っております(笑。BCLKを100→105に変更し試用しているところです。電源プランを「省電力」にすると、動作周波数は1GHz台に落ち、「高パフォーマンス」にすると、2GHz台になります。x265エンコードを複数同時実行すると2.47GHzに達し、56論理コアはすべて使用状態となり、CPU使用率はほぼ100%になります。Cubase Pro 8.5使用時は、2.38GHzほどですが、Cubaseのバージョンアップによる速度向上と、ハードウェアの刷新により、旧PCの数倍は処理性能が上がったように感じます。ただ、音楽制作という性質上、リアルタイム処理が重視されるため、トラック数の多いプロジェクトの場合は、それでもかなりシビアな状況になることがあります。私の場合は、トラック数が100近くになることがあり、また各トラックに多くのプラグインがインサートされているため、96kHz/24bitのプロジェクトファイルでは音切れが多数発生します。仕方なく48kHz/24bitに落としてなんとか音切れを最小限に抑えることができるといった感じです。あとはOSの不要な常駐サービスの無効化や、CPUコアの割り当てを可能にするソフト等による最適化など、いろいろ試みているところです。夢のような快適ライフを過ごせるかと思いきや、結構調整が難しいものだなぁと感じる今日この頃です(笑。
DTM専用の最強(?)自作PC計画推進中
ってことで、もうそろそろ新たなPCを自作しようかなと思っております。とはいえ、最近は趣味の時間がほとんど取れなくなってしまったのですけどね…。PCを更新したいなぁと思う理由を幾つか上げてみますと…
- 今のPCは操作時の反応がいちいち遅すぎてイライラするw
- 最近のエフェクトは高負荷なものが多く、DAW上でのMIXが苦痛っす
- そう、高負荷で音飛びがひどく、バウンスが面倒なのよ。
- つまり、制作時間も膨大にかかり、モチベーションも上がらない…と。
- あと、Windows10への無料アップグレード期間も期限が近づいてきたよ
- ついにYAMAHA様よりMOTIF-RACK XSのWindows10対応ドライバが出た!
- いっそのこと、Windows 10で。あとCubase Pro 8.5も買っちゃうか~
- CPUの性能は今後そんなに劇的に上がる見込みもないしね。
- 新調を慎重に先延ばししても消費税上がるだけだしね!
…とこんなところでしょうか。できれば今のPCの数倍以上の性能アップを図りたいと思っていたのですが、調べてみると、Core i7系で行くとせいぜい2~3倍止まりなのですね。なんだかがっかり…ってことで、結論から書きますと、Dual Xeon(つまりCPUを2基搭載)でワークステーション並のものを組んでみようと、ただ今部品調達中です(笑。CPUコア数が劇的に増やせるので、リアルタイムに数十トラックもの処理を同時に行う必要のあるDAWでは、効果があるのではないかと。実は他にもいくつかの方法を考えていたのですが、例えば…
- Core i7 or Dual Xeon【CPU強化】 ←今回はこれ!
- DSPプラグイン【PC機能拡張】
- FX Teleport / VIENNA ENSEMBLE PRO 5【複数PC VST負荷分散】
- DiGiGrid IOS【DSPサーバー】
2番については、何年か前まではV-MachineやLiquid Mix、POWER CORE、SSL Duende DSP版など面白いハードウェア機器があったんですが、今では入手が難しそうですね。UAD、Pro Toolsなどもありますが、そんな高価な専用機器とソフトウェアまで揃えるのは難しそうなので…。でもDiGiGrid IOSは最終候補には残ってました(笑。これほし~わ~。
【参考URL】DiGiGrid、UAD-2、VIENNA ENSEMBLE PROについての記事
ただいま少しずつ部品を買い集めているところで、特にサーバやワークステーション向けのRegistered/ECC搭載メモリは注文してから3週間位はかかりそうで…。来月中には完成させたいところですね。
ちなみに費用ですが、現時点での計算では40万近くに達する見込み…うぐっ。
ところで、最近は「あんハピ♪」OPがお気に入り。楽しげな中に不安定さ(不幸さ?)が混在していて面白いですね。って作編曲はなんと田中秀和さん!やっぱり凄いですね。
ほぼ必要なパートは
音採りできたかなぁといったところです。このところなかなか時間が取れず、今日やっと少し音楽制作を楽しめました。せっかくなので、MOTIF-RACK XSでの使用音色を列挙してみます。もちろん、これはカスタマイズ元のプリセット音色となります。ちなみにこの順番はDAW上での使用パートの並びです。ドラム系だけは下にまとめてますが、あとは追加していった順といった感じで、特に意味は無いです(笑。
- 【ベース】Mega Finger+Pull Amp
- 【ピアノ】Old Blues
- 【ストリングス】Medium Hall(カスタム1)
- 【ストリングス】Medium Hall(カスタム2)
- 【ブラスセクション】Trumpet2
- 【ブラスセクション】Bright Trumpet AF1
- 【ブラスセクション】Alto Vib Legato
- 【ブラスセクション】Bright Trombone AF1
- 【ブラスセクション】Sforzando AF1&2
- 【フルート】2 Flutes
- 【ベル系】Twinkle
- 【ベル系】Ice Bells
- 【ハープ】Beauty Harp
- 【ギター右】Crunched Up 376
- 【ギター左】Crunched Up 376
- 【クリーン系ギター】Dual Coil Amp AS1
- 【チューブラーベル】Tubular Bell
- 【リードシンセ】Bleep Lead AF2
- 【風系】Wind Blows
- 【SE系】Lazerzz
- 【パーカッション系】Ethnic Dream
- 【キック】Dry Standard Kit
- 【スネア】Dry Standard Kit
- 【タム】Dry Standard Kit
- 【クラッシュシンバル】Dry Standard Kit
- 【ハイハット】Dry Standard Kit
- 【タンバリン】Dry Standard Kit
- 【ウインドチャイム】J-POP
- 【リバースシンバル】Reverse Cymbal
- 【ティンパニ】Orchestra Kit
ベース、ピアノ音色は最近結構使いまわしてます。こだわりはありません(笑。ストリングスはMedium Hallをベースに、改造した二種類の音色を併用しています。空間的な広がりのある音色と、小編成系で弦そのものの音の響きがある音色です。ブラスセクションは上から順に、トランペット2種、アルト・サックス、トロンボーン、ブラスセクション音色です。セクション音色を除き、これら担当楽器を一音ずつ発音させ、微妙に左右に配置してブレンドしてます(笑。吹き始めと吹き終わりの息遣いの違いを表現するため、できるだけ多くのパラメータを時間軸に対して変化させてゆくよう、各音色でコントロールセットを組んでいます。そして1音ずつ丁寧に変化を与えること、これが生楽器っぽく聴こえるコツだと思います。フルートは、2和音の響きが良い音色を選んでいます。ベル系音色は、「ポン」って感じの音色と「チン」って感じの音色を組み合わせて「チャラン」って感じの音にしてます(笑。結構この音を作るのが大変でした(笑。ハープは、低音の響きが大きくMIX時に影響を及ぼすため、EQで低域をバッサリとカットすることが多いです。ギターは、左右にほぼ同じ音色を使用してますが、両サイドを同時に使う場合は、弾き方を変えたり、タイミングを数Tickずらしたり、EQ等で変化をつけたりして、MIX時にモノラルにならないように注意します(笑。チューブラーベルはNHKのど自慢でお馴染みのあの鐘の音ですね。私はこの音、好きです(笑。単音で演奏するのに、すごく自己主張が強いんですよね。リードシンセは、冒頭でチカチカなっている音です(笑。風系音色は比較的頻繁に使う音色ですね。ブライトネスを操作することで、ジェット機の音のような盛り上がってゆく表現もでき、フィル部分に使われることが多いようです。SE音のレーザーもフィル部分か、特にサビ冒頭に添えられることが多い気がします。パーカッション系音色は、Aメロと(TVサイズの)最後の部分に使ってます。キック、スネア、タム、クラッシュシンバル、ハイハット、タンバリンはすべて同じドラムキットを使用していますが、それぞれ各パラメータはカスタマイズしています。また、必要となった音や音程の変更等が出てきた時は、随時割り当てる音色を追加・更新して作りこんでいっています。ウインドチャイムは通常ですと、ドラムキットにある音色を使って一発ですむのですが、駆け上がりの音が欲しかったため、今回、J-POPという別音色で別途打ち込んでみました。左右ディレイ用に2トラック使っています。キラキラした音色が楽曲に華を添えてくれますよね。とても癒やされます。リバースシンバルはフィル部分では大活躍ですね。音の隙間を埋めてくれるとてもよい働きをしてくれます(笑。ティンパニは「ドン」っていう音が楽曲をシャキッと引き立たせてくれますね。
毎回よく使用する音色もありますし、たまにしか登場しない楽器もありますが、多種多様な音色からお気に入りのものを選んで、演奏できる楽しみっていいものですね。